「天星為魂」と言う
天界の宝物ながらも触れてはならないと禁断された宝珠が
一人の天狗によって盗まれてしまったのであった。
天星為魂を奪取した天狗は徳川家康を眩し操ることになる。
天星為魂によって大きい力を得た徳川家康は
大阪城を侵略、占領して絶対的な位置を据える。
一人の天狗が人間界を牛耳ることができるということは
天界に大きい影響力を与えることである。
天界では徳川家康の手に入った天星為魂を取り戻すための方法を模索するため
各一族の委員たちが集まった…
それぞれの一族たちの委員たちが、いい方法を考えている時
天狗一族の中で上級委員である「天幽昇至」が提案を提示する。
それは罪囚「焔」を利用するということであった。
他の委員たちの反発があったが、焔だけがこの仕事ができる理由があった。
「彼の身の中に流れる人間の血が天星為魂の邪念に影響を受けない」
他の方途がなかった委員たちは仕方なくこれを納得する。
暗く悪どい監獄に封印された焔は昇至の勧誘を受けるが冷たく断る。
しかし大阪城の陥落と、そこに住んでいる全員が
斬首みに処されたのを聞いて心が搖れる。
大阪城には自分の母親が住んでいたからであった…
天界と人間界の運命なんかは興味のない焔だったが、
母親の復讐のため彼は剣をまた取る。
江戸城にいる徳川家康の首を狙って。
そうして、焔の戦いが始まろうとする…
|